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我妻 龍佑平成28年3月 卒業

こんにちは。平成27年1月よりアルバイト期間も含めて一年半ほど、清水綜合事務所様にお世話になりました我妻龍佑です。

清水綜合事務所様には、私自身が近い将来に独立を考えているという特殊な事情もあり、数年間のみという変則的な勤務形態であったにも関わらず、温かく受け入れていただきまして、大変感謝しております。その後、家庭の事情もあり、金沢で独立開業することになり、1年半ほどで退職することになった際もとても温かく送り出していただきまして、どうもありがとうございました。その御恩に少しでも報いることができればと今回、僭越ながら、この場をお借りして、私なりに感じた清水綜合事務所様の魅力について、筆をとらせていただきます。清水綜合事務所様では、本当にいろいろなことを教わりました。1年半しかいなかったということが嘘ではないかと思うくらいに・・。挨拶の仕方や名刺の渡し方から始まり、お客様の前での振舞い方・ビジネス会話力の磨き方、など、挙げればきりがないほどです。

先輩から言われて心に染みて、いまでも大切にしている一言は、「一流の司法書士であることはもちろん、それ以前に一流の社会人たれ」ということです。
司法書士業務について、懇切丁寧に指導していただいたことにももちろん感謝していますが、なによりも私にとってありがたかったことは、大学を卒業したばかりでまだまだ学生感覚が抜けきっていなかった私を社会人として、厳しくも温かく育てていただいたことでした。

また、業務領域の広さも大変大きな魅力でした。種類株の発行や企業再編など、他の事務所ではなかなかできない仕事をたくさん経験させていただいたことは私の貴重な財産となっています。そのうえ、建設業許可や不動産鑑定業務など、司法書士の枠だけにとらわれない仕事を取り扱っておられるため、そこに携わる中で、私自身の仕事の視野を広げていただきました。また、若い方が多い中で、ベテランの頼れる方もいらして、所長先生が温かく見守ってくださっているというアットホームな雰囲気で働いていてすごく楽しかったです。

私自身は、家庭の事情もあり、金沢で開業するために、大阪を離れることになりましたが、本当はもっと清水綜合事務所様でいろいろなことを教わりたかったというのが本音です。ですから、これから清水綜合事務所様に就職を希望しておられる方に対しては、本当に良い事務所ですと自信をもってお薦めします。本当に熱い方ばかりの事務所で、怒られることももちろんあるけど、すごく自分を成長させてくれる場だと思います。ぜひ、がんばってください。

最後になりましたが、清水綜合事務所の皆様、本当にどうもお世話になりました。また、大阪に行くときはぜひ遊びに行かせてください!皆様が金沢に来る際はぜひお声掛けください!!


雜賀 智穂令和2年2月 卒業

私は、司法書士試験に合格してからおよそ4年間清水綜合事務所様でお世話になりました。

まず、司法書士である前に、一人の社会人であり、社会人として一流を目指す必要があることを学びました。
挨拶や立居振る舞いの部分をゼロから教わりました。所長はじめ、先輩方をみて、ぜひこの人にお願いしたい、この人と一緒に仕事がしたいと思ってもらえるような社会人になることが大切だと感じました。

業務領域はとても広く、司法書士としては一般的な登記業務から、ほかの事務所ではなかなかできない企業再編など、たくさんの経験を積ませていただきました。また、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士の業務にも関わらせていただき、清水綜合事務所様でお世話になったからこそ、たくさんの知識を身につけることができました。
M&Aの局面で会計士の先生や金融機関の本部の方との大人数での打ち合わせ、事業承継において不動産全般のデューデリジェンスなど、なかなか一般の司法書士は経験できないこともたくさん経験させていただきました。

その中で印象的であったのが、単なる手続きではなく、その手続きに至るまでのプロセスや理由、業務の周辺知識をとことん調べて理解するプロフェッショナルとしての姿勢です。業務を進めていくうえで、結果はもちろんですが、結果につながるプロセスをどれだけ重要視できるか、ということを学びました。結果は同じでも、どれだけその案件に向き合ったか、自分でどれだけ考えたかによって、得るものが全く違います。それを積み重ねることによって、1年後には大きな差が生まれると、先輩によく言われました。先輩にはよくその日の日経新聞の記事の内容を質問されていました(笑)業務領域について詳しくなるのはプロとして当然として、それ以外の周辺業務や時事の問題にも詳しくならなければならないと教えていただきました。

また、お客様の期待を超越してこそ付加価値が生まれると言うことも教えていただきました。士業は専門職であるのと当時に、サービス業です。司法書士として一般的な業務である登記業務は、同じ内容の登記であれば、誰が登記手続きをしても、出来上がる登記は同じになります。だからこそ、お客様のニーズに答えることはもちろん、付加価値の高いものを提供することで、お客様自身も気づいていなかったニーズを掘り起こしたり、無用なリスクを排除したりすることで期待超越を目指さなければならないことを学ばせていただきました。

その他、厳しく叩き込まれ、いまの私の強みになっていることが何があっても仕事を完遂する責任感とスケジュール管理です。案件の性質から逆算して常に前倒しのスケジュールを組むこと、そうすると事前に問題が発生しそうなポイントがわかるのでそれを一つ一つ関係者の方と事前に潰して行くことで期日に間に合わせるスケジュール管理とそのための責任感は、お客様に伝わっていましたし、だからこそリピーターの方が多いのだと思います。

私はいま和歌山市で開業していますが、清水綜合事務所で学んだことを励みに頑張っています。末筆になりましたが、皆さまどうもお世話になりました。ありがとうございました。また近くに行くときは立ち寄らせてくださいね。末永くよろしくお願いします。